延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版9

お早うございます。新しい朝です。一昨夜、出来上がった「賀川豊彦著作選集」(全5巻)の第1巻「死線を越えて(上巻)・太陽を射るもの(中巻)」を届けていただき、昨日より読み返しています。幾たび読んでも新しい発見があって面白く・・・。

私の担当した第3巻「一粒の麦・乳と蜜の流るる郷」は第一回配本として「出版を祝う会」でお披露目も済んでいますが、間もなく第5巻「賀川豊彦随筆集」が第3回配本として刊行されます。残る二冊ーー第2巻「死線を越えて(下巻)・空中征服」・第4巻「キリスト兄弟愛と経済改造・少年平和読本・魂の彫刻」--の校正も進んでいます。少しでも助っ人をして、この大仕事の完成を待っています。

本日も嬉しいことに、延原先生から次の新しい歌を御贈りいただいています。早速収めさせていただきます。

 

〇(12月26日)

        「鳥飼真砂」神祝福に歌ふ歌九首

       (* 鳥飼先生 12/25, 2017 23:26 「クリスマスの祝福の歌です:

一 人如何に悲惨なるとも神祝す目口開きて車椅子佳し
二 快癒とは一つとしてや御神の祝福ならぬ無し感動す
三 この「感動」あらしめられて思ふ人宇宙全体一つなり此処
四 社長さんその笑顔から父さんの車の虫の調子までなり
五 真奈さまや看護師ならで専門智此処に貢献祝福のうた
六 それあらば喜々としてこそ真砂さまリハビリ懸命なぜか汗湧く
七 今暫し創作用こそ直ちにぞ被造者産みて「此処」や輝く
八 これぞ見よ御神祝福物語「鳥飼真砂」此処に歌ふや
九 我妻も添へし英詩や:God blessed the good day of self-reflection and self-dedication!
 (備考:延原信子『復活の省察[上巻]-妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂、2014年、63頁)

IXIA!
延原時行」)

(* 延原先生 12/25, 2017 9:22 PM: 「先生の越後は今日も深い雪でしょうか。名古屋は昨夜の久々の雨があったものの、今日も比較的暖かな一日で、お陰様で娘も順調な一日でした。面会は2時から7時の間ですが、今日から40分の時間をかけてリハビリの階に降りて頑張って来たり、思いがけず勤務先の社長さんが直々に見舞いに来ていただき、娘もびっくり、目をパチクリさせて感動するなど、刺激のあるいい一日でした。娘の自転車はどうも重いと思ったらムシが破れていてそれを交換してもらいましたらスイスイスイスイ。娘の姉(長女・真奈)は看護師をしていることもあって、一日の具合をほぼ毎日電話で報告して助言をもらっていますが、これも私たちには大いに助かっています。以上一言御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)