延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版32

お早うございます。昨日の名古屋は一日中雨模様でしたが、今朝は穏やかな快晴です。今日は『賀川著作選集(全5巻)』の最終配本(第2巻と第4巻)の校正ゲラを印刷所へ発送し、両巻の「帯」の文案を練ります。そして区役所の福祉課へ出向いて介護保険の申請など行い娘の面会へ・・・・。リハビリは一日も早く進めるのがベターだそうですが、幸いにも娘の場合、急性期病院での適切なサポートで快癒も順調にきて、リハビリ病院でも入院最初の一週間が特に大切なのだそうです。今日は回復期のリハビリ病院の三日目ですが、食事も気に入って嬉しそうです。本日も楽しみです。

さて「名古屋版」32回、延原先生のメルマガ「風の便り:延原時行歌集「命輝く」ー今日の歌」を収めさせていただきます。

 

〇(1月18日)

      命尊き値無尽の歌十四首

          (* 鳥飼先生 1/17,2018 22:57)

一 命のや見守り在りて汝がいのち今日の日もそも恵まれむとは
二 命とは不思議なるかな「見守り」の主のおはしてや在る一事こそ
三 「ご飯がやおいしいよ」とぞ真砂さま転院はじめ感謝感興
四 人生は感恩ありて共創り悠然たるや御神不思議ぞ
五 仕事もやこの非常時に恵まれて「賀川先生」生くる嬉しや
六 名古屋での介護保険の申請もその時や在り今の僥倖
七 この日にや稲垣博令夫人91歳寒中状あり
  (備考:京都出会いの家旧館長令夫人にいます。懐かし)
八 いのちはや「御神の命」尊きやいかばかりぞや値無尽も
九 今年のや良寛講座「デカルトのあらしめられて思ふ良寛
十 デカルトが考へる間に在りたるの絶対真理風と良寛
  (備考:此度完成せる我が大著『哲学の喜び チェンジの時代に、根底を省察する滝沢語録を読む。』の末尾に記したる一首なり)
十一 誠ぞや炊くほどは風持て来るやままなる落ち葉我が境涯ぞ
  (備考:もう一首)
十二 人類やあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りなす
  (備考:さらに一首)
十三 核時代脱却なすやほかならずあらしめられて思ふ哲悦
十四 我と汝人姿をや哲悦の真中に見てぞ癒され往かむ

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 1・17、2018 7:56 PM:「何時も有難うございます。神戸の大震災では多くの大切ないのちを失いましたが、あれからずっと今日まで大きな命に護られてともに歩み続けてこれたことをありがたく感謝する一日でした。そして『賀川豊彦著作選集』全5巻のうち残る二巻(第2巻と第4巻)の校正も本日中に終えて、明日には宅急便で印刷所へ送れる段取りとなり、先程担当の方へ連絡することもできました。娘のリハビリ病院二日目も快調で、ご飯も格別に美味しいらしく、四人部屋も気に入っているようでした。たっぷりとリハビリをして御風呂にも入って・・・・。こういうことがなければ娘との親密なかかわりもできなかったことをあらためて感謝しています。先生の日々の歌の中に、こんなにも嬉しいことばを盛られ続けていただけることも・・・。明日は名古屋の区役所へ介護保険の申請をしてこようと思っています。初体験ばかりで、いい勉強になります。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)