延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版56

お早うございます。先生の独創的な「延原哲学」は多くの著作で知られていますが、「今日の歌」は最新のもの。今年の新発田良寛講座で語られます。

 

○(2月14日)

     哲学の喜び、核よりも尊し

      ――デカルト良寛ホワイトヘッドに学ぶの歌七首

         (* 鳥飼先生 2/14, 2018 22:43)

   Descartes: Cogito, ergo sum.
     良寛:焚くほどは風が持て来る落ち葉かな
        我が後を助け給へと頼む身は元の誓ひの姿なりけり
   Whitehead: We perish AND are immortal.

一 人類の今なすべきの使命はや「哲学喜び」論ずことなり
二 恐らくやこの使命をや我らがや達成なせば核廃るべし
三 本年や良寛講座演題や「哲学喜び核よりも尊し」
四 デカルトの「Cogito」論じて考ふに「我在る」無くば原点や無き
五 良寛の「焚くほどは」ぞや風無くば存在なくば思ひ無し如
六 我が後を助け給へと頼む身は「元の誓ひ」の姿や”immortal”
七 ホ氏の言ふ「我ら滅してしかも不死」これや良寛言ふの「誓姿」ぞ

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 2/13, 2018: 8:09 PM: 「本日夕刻には、新発田良寛会平成30年11月10日(土)開催予定の講演会、延原時行「哲学の喜び、核よりも尊し―ーデカルト良寛ホワイトヘッドにまなぶ」のお知らせ、有難うございます。この良寛講座は先生の指定席のようで、いずれもその講義録は先生の新しい御著書に実っていますが、この度は現在刊行準備中の大著『哲学の喜び』に収められて、御著書の方が講座の前に出るのかもしれませんね。楽しみに存じます。こちらは今日も雪のちらつく寒い一日でしたが、娘の面会も今では病院内をひとりで歩きまわれる許可証をぶら下げて得意顔で、とりとめのないおしゃべりをして、お風呂の時間は我々も近くの喫茶店でくつろいで・・・喫茶店では、ちとはりこんで、はじめてローズヒップティ―を戴いたりして・・・大雪の続く中、くれぐれもお大事に! 御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)