延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版73

お早うございます。今朝も新しい歌が届きました。嬉しい朝です。穏やかな日和、娘の外泊も祝されて・・・三か月ぶりの奇跡の帰宅・・・ゆっくりとゆっくりと・・・。

 

○(3月3日)

      形而上学の朝の歌十首

         (* 鳥飼先生 3/2, 2018 19:54)

一 問題の結節点や滝沢の哲学内の「原受肉」にぞ
二 これがぞや見得れば滝沢越えてぞや滝沢見ゆるホ氏共にぞや
三 「原受肉」原事実のぞ底在りて「規定」発する其処なるやこそ
四 弛緩する自我いい加減恐るべきこれ締めるはや形而上学
五 形而上訓練自己に無きままに自我の放縦いかで締めんか
六 例えばや我が会心の稿にぞや無数の下線入れし者あり
七 幾日もかけて下線を消去せし我が学やこそ清々し朝
八 我やしも『哲学喜び』巻末の謝辞書くやこそ全巻の朝
九 「本作る父さんやって」言ひし妻どうもいよいよ活動期かな
十 朝来る会心作のなかからも本作りのや態勢も共

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 3/2, 2018 5:59 PM:「先日来の恐ろしい「雪の嵐」大変でしたでしょう。テレビでは自動車が数多く横転している様子が伝えられていました。当分まだ数日続くようですが、どうぞお大事にお過ごしくださいますように。そして、待っています小野寺先生の玉稿が早く届き、念願の大著の誕生が大きく進展しますようにお祈りしています。今日は午前から少し長めの面会になりましたが、明日は三か月余りぶりに自宅に戻れる日ということで、少々わくわく気分でした。あまり無理をしないで、病院からすぐにタクシーに乗って自宅に帰ることになりました。できれば週末に一泊して戻るようにして少しずつ体を慣らして、今月末ぐらいまで病院でリハビリを継続させてもらうような流れになるようです。後遺症がどの程度までのこるのかまだ正確な診断にはなっていませんが、元の体力を取り戻せるのには、まだまだ時間がかかりそうです。待ちつつ急ぎつつというところです。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)