延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版38

お早うございます。この冬一番の寒さ、名古屋も雪景色です。ゴミ出しのついでに、見事な雪景色をカメラに収めました。神戸ではめったに見れない絶景です。越後・新発田の延原先生のお宅の景色とは比べようもありませんが・・・・。

今朝も先生からの届けられた新しい歌!! <共飛翔・復活歓喜の歌>を「名古屋版」にもUPさせていただきます。嬉しい朝です!

 

鳥飼先生

        朝夢の後の歌十一首

一 朝夢の荘厳の気を受けし我起ちて歌持ち起立読了す
  (備考:時に早朝五時なりき)
二 逝きし人毎食ごとに我祈る如何にその事嬉しきか告ぐ
  (備考:今朝の荘厳の気それなりと我深く感ず)
三 先逝きし人方のこと何程も思はずあるや心冷たや
四 今朝の気やつくづくと我感じたり我が歌の如何に嬉しと
五 これ誠共飛翔をぞ寿ぎて我が精神のなべてや起ちぬ
六 我が歌や「原事実」に学びつも「原受肉」のぞ光満つるや
七 これ誠『哲学喜び』上梓にぞ華添ゆるわざ麗しもげに
八 巻末にあらしめられて思ふ者感恩ありて共創りとや
九 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱)
十 恐らくやルターsese in profundum 言ひし時遜りの主底と感じぬ
  (備考:ルター『詩編講義』に「十字架の主」の御事《sese in profundum humiliare》[御自らを深淵にまで遜らせ給ふ]と書きしが、これ、此処で我詠いし「深き低み」の底を言ひしならむ。何となれば、それ、御友飛翔なして、逝きし人方御父へと運びたまひし「復活者の方々」のことなればなり。彼ルターが、「地獄落ち」と言ひたる事ありたる故に、「共飛翔」在りたるなり。恩師の「深き低み」と書きし「原事実」の事における同情ではなく、その底なれば。『純粋神人学序論』274頁における恩師の執拗なる「深き低み」への自己同一化に、共飛翔無きことを感ずれば、なり。共飛翔こそ、復活の歓喜なり。それ、我が祈りにより人方喜び、今朝の荘厳の気出でしならむか)
十一 リハビリやそは如何にして共飛翔への階梯か御友教へむ


Subject: 御礼

本日も新しい省察・賛美の歌、有難うございます。名古屋も夕方から雪が降り始めました。神戸ではめったに見ることのできない雪を、ベランダで見ています。この分だと少しは積もるかも知れません。娘の面会に出向いているときも、自転車は危ないから明るいうちに早く帰れと促されて・・・・強い寒風の中を、帽子とマフラーと手袋をして、40分ほどのサイクリング・・・・今日は病院では、はじめて病院の喫茶室にいって、一緒にお茶を飲んだりして・・・・まだまだゆっくりとですが、言語のリハビリも進んで、会話もスムーズになってきました。歩行もしっかりとしてきているようです・・・。毎日、少しずつ快癒していることがわかります。ほんとうに不思議な経験が日々続きます。お陰様でわたしたちも風邪もひかずに元気で過ごしています。美味しい食事をいただいて、ぐっすりと眠って・・・。
御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽