延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版65

お早うございます。今朝のテレビでは皇太子の誕生日の報道を見ました。実は私の今日は78歳を迎えた誕生日で、いずれこの日は天皇誕生日と重なることになります。私の場合、誕生の時は、父が「満州」で結核で亡くなり、私は小児結核で三か月の命だといわれたそうですが、よくもまあここまで生かされてきたものだという不思議は、少年のころから深く自覚させられてきました。いつも「大きないのち」に護られ、導かれてきているよろこびが生きるばねになってきました。昨日はわたしのトンチンカンで、先生には失礼なことでしたが、今日もかわらず新しい歌を御贈りいただきました。嬉しい朝です。

 

2月23日

鳥飼先生

   げに和みてやの歌十一首

一 毎日の「今日の歌」にて喜びを表すことと共語り佳し
二 汝のぞや真砂さまとの沢山の嬉しき語りこれぞリハビリ
三 父はぞやチャリンコにてや母市バス往復嬉し待つ娘癒ゆ
四 恐らくや待つ心にや一切の酵素や在りて会話表現
五 恩師のや「アバ父」考察「神性」と存在論的一厳密ぞ
六 されど我この「一」同時自覚論含意ありたる面白しとぞ
七 御友こそ「存在論的自覚論」在りて「アバ父」と「一」
  (備考:神性と父との存在論的一体性、我ら見る事能わず。ただ御友に自覚論的に在る事窺うのみぞ。神性と天父の「一」御友自覚成し給ふのみ(『マタイ』5・48、熟読参照)。御友を外して、神性と天父の一体性、抽象論理なり。それ、我恩師哲学に痛烈に批判なすなり。けだし、「父と我とは一つなり」)
八 これ我の「原受肉」呼ぶ深みにて父と御友の「一」和むかな
九 同様に父母と娘の契りのや墺処や其処に在りて和むや
十 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱)
十一 この底や御友よ妻と天父「一」飛翔やはるかげに和みてや


Subject: お詫び

本日は当方の勘違いでたいへん失礼いたしました。先程病院から戻り、先生のメール便を拝見して、赤面するばかりです。遅くなりましたが、ただいま「今日の歌」を収めさせていただきました。ありがとうございます。お陰様で今日も、娘の元気な顔を見て、一緒に病院内の休憩所で珈琲を飲み、たくさんおしゃべりをして、いつものようにたまった洗濯物など自転車に積んで、戻ってきました。病院には家内はいつも市バスを利用して往復しますが、歩く距離も多くて、体調を整えるには有効のようです。病院は今、風邪の流行が進んでいますが、この三か月近くにあいだ病気にもならず、有難いことです。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽