延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版19

お早うございます。今日の名古屋は曇天ですが、昨夜はたっぷりと眠り、晴れやかな気持ちの良い朝を迎えました。今日午後は、困難な手術を担当していただいた鈴木医師から、いまの状態とこれからの予定について詳しいお話をお聞きすることになっています。12月1日には鈴木先生から神戸の我が家に電話が入って、「くも膜下出血の深刻な状態で手術をしても助からない可能性もありまが、今から6時間余りの手術にかかりますが、よろしいですか」とのこと。「ぜひすぐに取り掛かってください。いまからそちらへまいります」とお応えして・・・あの時の驚きは、忘れられません。あれから36日目の朝です。不思議な不思議な日々を経験させてもらっています。初日からその気配を感じられた延原先生は、娘とわたしたちに心を寄せてくださり、御加祷と励ましをくださいました。本日も、先生の日々のメルマガーー<風の便り:延原時行歌集「命輝く」ー今日の歌>を届けて頂きましたので、この「名古屋版」にも収めさせていただきます。ありがとうございます。今日も良い一日を!!

 

〇(2018年1月5日)

       「ウン」でOKの歌六

            (* 鳥飼先生1/5, 2018 7:08)

一 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます信ずれば微笑
二 我妻や体痒しと大騒ぎ「近い方任し」「ウン」でOK
  (備考:新潟県立リウマチセンター、2011年春なりき。我妻痒みが出でて「痒い痒い」で大騒動。かけばかくほど体じゅう赤くはれ猶痒い。病院中が大騒動。「ウン」と同時に一切静止。看護師さんたち集まりて、我に訊きたり、「どうしたんでしょう」。私が「一番近い方(神)に任しとき」と申しましたら、ノーちゃん直ぐにそうしたんです。「へーえ」)
三 我がぞや「任しとき」とぞ言ひたれば妻任したり笑みてやおわす
四 看護師がかゆみ止めをば塗らんとす妻悠然と笑みてあるなり
五 拙著にや『あなたにいちばん近い方』誰と書きしや瞬間の事
六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱。「絶後」→「笑み増し不思議やも」是瞬間なりき!その意味や誠「深き低みの底ぞ飛翔す」なりき。我妻信子が2014年3月11日午後2時25分に召されてからずっと「→」のままなり。これ底の底なる御友と飛翔なり)

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師メール便1/4, 2018 8:27 PM:「今朝の名古屋は晴れ渡って一番の冷え込みでしたが、午前中は久しぶりにご近所を「ぶらり散歩」をして、市場で買い物をしたり、校正ゲラを宅急便で送ったり・・・お昼はこれも久しぶりに外食をしてから病院へ・・・夜7時前に自転車で帰ってきました。娘はすこし何時もの元気がなく一進一退、明日は担当医の先生から詳しいお話をお聞きする日になっています。夜病院の帰りに娘の手を握ると「痛い!」と小さな声を出しましたが、術後体重が激減して38キロのようでやせた手がいたむようです。やせたり筋力が衰えるのは早いのですが、回復するのはとても容易ではなさそうです。発語の力も弱く気がかりですが、こうして一進一退しながら快癒に向かっていくのでしょう。四人部屋の同室のみなさんもひとりひとり大変な中を養生に努めておられます。学ばせられることがいっぱいです。昨夜はめずらしくつよいこむら返りがしてお風呂にも入らずに眠りましたので、今夜はお風呂で温まって、少し早めに眠ろうと思っています。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)