延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版87

お早うございます。今朝は明るい日差しのこむ穏やかな日和です。今朝も先生からは嬉しい歌が届いています。ありがとうございます。

 

○(3月17日)

     神喚ぶ時に蕾育てんの歌七首

         (* 鳥飼先生 3/16, 2018 20:46)

一 退院後さてどうなるか神喚びて応へつゆくや命尊し
二 我が和歌を居間のソファにぞ打ち沈み添削なすのこの喜びや
三 この時を思ひつ堪へし雪の日々寒梅樹我蕾育てし
四 これなどは余人の知らぬ楽しみよ神喚ぶ時の霊妙の謎
五 人誰も霊妙の時もちたるや神喚ぶ時に育てし蕾
六 これからは汝が蕾のや開き咲くその喜びや如何に嬉しき
七 今我や『哲学喜び』蕾をば心に育て地に告げんとす

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師, 3/16, 2018 5:38 PM:「今日も有難うございます。傘をさしての自転車は危険ですが、今日も安全運転で面会に出かけてきました。お昼を挟んで午前と午後、お風呂にも入ってしっかりとリハビリに打ち込んでいました。退院まであと数日になり、その気になっているのでしょう。私たち親の方が、退院後のことを案じすぎているのかもしれません。いくつになっても親は親、子は子なのでしょうか。これから夕餉、お贈りいただいた新米をいただきます! 御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版86

お早うございます。雨の朝です。先生からのメルマガ、今朝も届きました。早速この「名古屋版」にも収めさせていただきます。

 

鳥飼先生

       独りでに出づの歌七首

一 誰も皆まだ見ぬ明日を見んとせる希望の力ありて生くるや
二 恩師言ふ「神表現」ぞ辛き世に成せる偉業の名とぞ呼ばんか
三 この我や如何に貧しきものたるも御神示す喜悦をぞ見よ
四 雪の冬何と多くの忍耐を我も堪へしか見よ寒梅樹
五 拙作や何故か知らねど萌してや昨日は書けり十数首
六 これらはや我といふ名の寒梅樹蕾や出づる御神喚べばや
七 神表現我が成すとは言はねども御神喚べばや独りでに出づ


Subject: 御礼

今日も新たな歌――新著『哲学の喜び』の小野寺先生への「巻末謝辞」――有難うございます。このたびの大著の誕生、特別の思いで奥様も心待ちのことでしょう。滝沢先生の笑みも浮かんでまいります。私もいま小著の完成を目指してゆっくりと構想を練っていますが、まだまだ先のことになります。来週初めの退院を前にして、いろいろと諸準備も必要ですが、今日も娘の元気にリハビリに打ち込む様子を見て、退院後のことなどあれこれとうれしい「明日のこと」を語り合い、チャリンコに乗って戻ってきました。夕餉もまた贈っていただいた新米を相方と一緒にいただきます! 御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版85

お早うございます。今朝、玄関にゴミ出しをすると、つがいのカワラヒワがいて、「おはよう」とあいさつをしてくれました。ぼくも「おはよう」とあいさつをしました。先生からは今朝も「新しい歌」が届きました。いよいよ新著の「巻末謝辞」も出来上がったようです!

 

3月15日

鳥飼先生

    滝沢哲学光明溢れ、哲悦燦の歌十首

一 人間の第一義的規定はぞ「神表現」と恩師言ふなり
二 さまざまの夾雑物を除きてや人も社会も「神表現」ぞ
三 先達に新著「巻末謝辞」告ぐやその喜びの如何に大なる
  (備考:昨日や小野寺功先生宛て一文草したり:「冠省 御免ください。便箋が丁度なくなりまして、相済みませぬ。愚作、さいごに巻末謝辞を附する事と致しました。同封の『哲学の喜び』目次の8頁に付加致して居ります様に、末尾は「巻末謝辞」と相成ります。

巻末謝辞 最晩年の書簡に見る滝沢哲学最後の光明――原事実より根源的本質規定「神表現」のダイナミズムへ
第一節 滝沢書簡(1983年7月1日付)とわが短歌神学日記
第二節 新たなる短歌神学日記
第三節 滝沢書簡と『純粋神人学序説』を繋ぐもの

「一」 は、拙著『平安ありて平和なる』156-162頁、「二」は、「風の便り」2月号10頁以下、3月号1頁以下。「三」は、これから完成致します。その主旨は、(一)1983年7月1日付滝沢先生ご書簡の重要文献でありますこと、(二)これは先生が、私の「至誠心の神学」の提案をご丁寧に論評下さったからであります。その結果、ご自身の「根源的本質規定」の視点からこれを肯定されています。そして、『純粋神人学序説』(1988年)に於いて「神表現」の画期的な新学説(ハイデルベルク・アドレスで公開、1984年)として激しく打ち出されました。これは、私と致しましては、新しい大発見です。
① 最晩年の私ヘのご書簡に於ける
② 私の「至誠心の神学」の提案の吟味により
③ 『純粋神人学序説』に於ける「神表現」のご主張により
ホワイトヘッドとほぼ同等の哲学観(「神表現」)を打ち出されました。これは、滝沢哲学最後の大業績、光明であります。
ホワイトヘッドの最終的哲学観は神との「共創」≪co-creation [Dialogues of ANW, 366])として知られています。
  2018年3月13日           右、御教導に深謝しつつ  不一
                               延原時行拝
小野寺 功先生」
四 何しろや滝沢哲学最後のや光明やこれ「神表現」ぞ
五 「原事実」人の在り処と聴きしがや何のためかと窮むや今ぞ
六 このために「至誠心のぞ神学」を我提言す恩師にこやか
七 空に神至誠なるにやありけるを逆理転じて神至誠喚ぶ
八 人として至誠を神に喚ばれてや「神表現」を尽くさむか汝
九 かくてぞや原事実はや今やこそ「新現在」を産み出しぬげに
十 新現在「神表現」成しつつや我ら哲悦溢るるや燦


Subject: 御礼

今日も有難うございます。朝から温かい日和で、昼間は23℃にも上昇し、自転車の往復も汗ばむほどでした。娘の退院日は来週月曜日ですから、入院生活もあと少しとなり、リハビリもたっぷりと詰まっているようです。退院後は早々に、最初救急で入院して手術をしていただいた先生のもとで、MRIなどの詳しい検査を受ける手はずも整えていただきました。当初リハビリ病院でも水頭症の危険が危惧されてきましたが、ここまでのところその壁も越えつつあるようで、今後しばらくのあいだ定期的な検査を続けていただくことになります。ありがたいことです。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版84

お早うございます。連日の快晴、今日も温かくなりそうです。お送りいただく「今日の歌」を味読して、新しい一日が始まります。

 

○(3月14日)

     御友「友よ」と汝呼ぶの歌七首

          (* 鳥飼先生 3/13, 2018 21:19)

一 日常は何なるやとや問うごとに「生ける神をぞ表現す」とぞ
二 我が恩師かく活きる故辛くとも希望に満つる言ひ給ひけり
  (備考:滝沢克己『純粋神人学序説』(福岡・創言社、1988)273頁、熟読参照)
三 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱)
四 底からや飛翔すること「神表現」難しきかなそっと笑むまで
五 あなたがやそっと笑むなら不思議にも絶後も超えて天父までいざ
六 なぜならば如何な低みもすいと超え往く方やこそ御友そのかた
七 父よりぞなべて聴きてや告げ給ふ御友「友よ」と汝呼びしぞや
  (備考:『ヨハネ』15・15、熟読参照)

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師, 3/13, 2018 6:04 PM:「今日も有難うございます。お蔭様で二度目の外泊も満足して病院に戻っていきました。やはり自宅で眠るのはいいようです。しかし、くも膜下出血による三か月半の入院生活から日常を取り戻すのは容易ではないようですが、一週間後の退院からゆっくりと、次のステップへ進んでゆくことを願っています。好きな大相撲もはじまり、応援している横綱鶴竜は今日も圧勝しました! これから夕食です。美味しいお米、重ね重ねありがたく存じます。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版83

お早うございます。昨日は娘のお祝いに魚沼産コシヒカリの新米を10キロ、どんと御贈りいただき、早速夕餉の食卓に・・自宅での三人のおしゃべり・・ぐっすりと眠って新しい朝を迎えました。掃除と洗濯も私の役目から外れ、こうして「名古屋版」のブログづくりに・・。

 

○(3月13日)

          底ぞ飛翔すの歌十首

               (* 鳥飼先生 3/12, 2018 20:14)

一 魚沼産コシヒカリはや妻からのお祝ひなるやげに笑み増しよ
二 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱)
三 恩師のや生涯哲悦これなんぞ「神表現」ぞほかなき歓喜
四 奇しくもや我妻のぞや「神表現」絶後笑み増し不思議不思議ぞ
五 これがぞや絶後笑み増しなる限り死して生くるの甦りぞや
六 甦り深き低みの底ぞ飛翔不思議不思議の物語げに
七 恩師はや「深き低み」を下らぬと言ひ給ひしも底ぞ飛翔す
八 これルター言ひし十字架「地獄落ち」なお飛翔すや御友父まで
  (備考;若き日同志社マルティン・ルターの『詩編講義』を学びて十字架は「地獄落ち」《sese in profundum humiliare》[自らを深淵まで遜らせること]なるを知り。それで、底(其処)から飛翔なすを「復活」と学びたり。次に、我妻の「絶後笑み増し」を恩師言ふ「神表現」と学びたり。一生学習なり)
九 信とはやキリスト教のリハビリと我学びたり絶後笑み増し
十 笑み増せば魚沼米の御膳のや香りたかきやこれリハビリよ

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 3/12, 2018 5:54 PM:「いつもいつも有難うございます。今日は二度目の外泊の日で、娘の希望通りに、午前11時に病院から地下鉄に乗って金山という賑わいのある場所をぶらぶらと・・・昼間の場所を探して中華料理のお店でゆっくりと…御馳走を戴いてそこから市バスに乗って自宅に・・・何と何とそこに先生からの魚沼産コシヒカリの大きな贈り物が届きました! 早速今晩のご飯にとわたしがお米を研いで準備をして、三人で近くの市場までぶらりぶらり・・・ただいま炊飯器のご飯が炊きあがりつつあります。娘が張り切って夕食をしてくれるというので、待っているところです。来週19日が娘の52歳の誕生日です。娘と家内からも先生への御礼を重ね重ね申し出ております。本当にありがとうございました! 御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)
 

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版82

お早うございます。そうですね、「あの日」から数えて奥様・信子様の「四周活」ですね。「絶後笑み増し」の不思議・「神表現」の妙を詠い続けられてこの日、「新しい朝」を共に迎える喜ことの喜びは、誠に至福の時です。感謝の朝です。

 

○(3月12日)

 真砂さま明日は腕見せてね信子まつり喜びての歌八首

        (* 鳥飼先生 3/11, 2018 20:28)

一 明日はほれ名古屋案内吃驚こん真砂さま腕見せて見せてよ
二 とんとんで魚沼米を贈らばや信子さまげに喜び満つる
  (備考:延原信子今日四周活なり)
三 この我の信子まつりの祝ひあとスターバックス歌詠むや佳し
四 人のぞや命ひらきて我楽し本作るとや言ひし汝継ぐ
五 只今や新著終章書きつあり恩師御書簡問答や佳し
六 我が提案「至誠心のや神学」を恩師承けたり「神表現」と
  (備考:空に神至誠なるはや神人に至誠心の喚起なす。「神表現」や「空に神至誠」の逆理なり)
七 これ誠信子まつりの真意なり神表現ぞ絶後笑み増し
八 我妻や絶後笑み増し不思議やも神表現や御友ともなり

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 3/11, 2018 6:03 PM:「今日も有難うございます。お蔭様で今日も娘の明るい顔をみて帰ってきました。明日は娘の二度目の外泊が許され、今度は地下鉄とバスに乗り継いで帰宅する予定です。最初の外泊ではタクシーで家に直行、三階までの階段もさっさと上がり驚かせましたが、今度は私たちをちょっと名古屋案内をしてくれるようです。娘の喜びも大きく、感謝感激です。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)  

 

延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版81

お早うございます。東日本大震災から7年、神戸の「あの日」と重ねながら、新しい朝を迎えました。先生にはあの時も新潟からわざわざ足を運んで見舞っていただき「歌」を届けて下さいましたが、この度もありがたい歌を戴くばかりです。

 

3月11日

鳥飼先生

     汝快活や真砂さまよの歌七首

一 我が歌を熱誠の友喜びて「はしがき」にとや感謝満腔
二 真砂さま病発症聴きしよりどれ我が歌ぞ献ぐ冬かな
三 来る日ごと歌の霊気を燃やしてや豪雪にぞや負けじとや我
四 真砂さま父母の愛情溢れてや忽ちの内リハビリ達す
五 とは言ふも三か月とは平坦の道ならぬなか汝快活や
六 その中で父さん著作止めずして50年のぞ祝ひ望むや
七 皆様の神共にます御生活いよよ成長祈りつ歌はむ

IXIA!
延原時行

Subject: 御礼

今日も有難うございます。先生から頂いた「今日の歌」を新著の「はしがき」に収めさせていただきたいという希望を快諾いただきありがとうございます。先生の日ごとの歌は、いつも大きな平安と慰めとなり、大きないのちに包まれてある喜びと希望を覚えさせられております。今日は晴れ渡った一日でした。いつものようにチャリンコに乗って娘の元気な顔を見てまいりました。重ね重ね有難うございます。
御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽