延原時行歌集「命輝く」(「番町出合いの家」鳥飼)名古屋版57

お早うございます。新しい朝です。日ごとに天来の新しい課題(御力)が到来し、ひとつひとつその課題(御力)に即応して、新しく歩みだすことのできる不思議を、今朝も覚えさせられています。新しい「今日の歌」を有難うございます。

 

○(2月15日)

     雪と人と気候と神の歌十首

         (* 鳥飼師 2/14, 2018 10:39 PM)

一 雪人を襲ふ故にや人神の内にや休み得べしとやこそ
二 これこそや汎在神の立所なりしからざるもの汎神論よ
  (備考:厳しき雪体験ある故、日本にもPanentheism:万有(=汎)在神論あるなり。太平洋側の温暖気候愛好論者、恐らく汎神論しか信じおらぬとは、我が永年の観察なり。越後に住して良寛と深き汎在神論神学会得せり)
三 良き気候求めて安き言ふ者や汎神論者神に住せず
四 気候にぞ住する事の困難の襲う故にぞ神に住むなり
五 気候にぞ住する人や何者ぞその宗教は未だ「神」なし
  (備考:これ我が鋭き観察なり。恐らく野原に寝そべる野良猫、これ彼らの神ならむ)
六 自然をぞ神と崇めて安きとや思ふ如きは汎神論者
七 たとえ人「原事実」に住するも汎神論や深まりしのみ
八 我信ず「深き低み」に住するもその底照らし共飛翔ぞ《神》
九 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
  (備考:復唱。この歌や「汎在神論」の心詠ひぬ。汎神論者はこの歌詠まぬなり)
十 かく神や天高くして地の深み照らしましつつ共飛翔ます
  (備考:気候の神様拝す人必ず汎神論者なるゆえ、深み照らし共飛翔の御神や知らず)

IXIA!
延原時行

(* 鳥飼師 2/14,2018 7:25 PM:「今日も有難うございました。先生の新潟は今日も雪だったでしょうか。神戸では春一番が吹いていたようです。名古屋も予報通り気温が11度まで上がり、一日中寒さを感じさせない穏かな一日でした。

神戸にいると今頃は、高取山のふもとにある西山公園の梅の花を目にすることができますが、名古屋にもこの近所にはあちこちに梅園があります。まだ少し早いようですが。

今日の面会では、名古屋の桜の名所の話や、昨年4月に私たちを名古屋に招いて、名古屋名物のひとつ「なんじゃもんじゃの花」を見せてくれ、高校生たちが演じる「カズラカタ」(女性の演じる「タカラズカ」に似せて名古屋の名門男子校の生徒たちが宝塚歌劇場の演目を熱演する年に一度の人気の公演)を観劇させてくれとときのことなどに笑い転げて・・・春の近づきを覚えた一日でした。御礼かたがたご報告まで。
IXIA!!
鳥飼慶陽」)